『ギガ速FX』では著者のリオンさんによる「リオン式チャート」が紹介されています。
僕のようにMT4ではなく、Trading View(トレーディングビュー)を愛用している人でも、リオン式チャートの再現は可能です。
それでは早速、やり方を解説していきます。
チャート設定の前に絶対やっておくべきこと
Trading Viewの設定前に、個人的に「これは絶対やっておいたほうがいいな」と思うことを解説します。
とても大事な話なので、ぜひ最後まで読んでほしいです。
まず最初にやるべきこと。それはズバリ、FX口座の開設です。
そもそも、Trading Viewでチャート設定をしても、自分のFX口座を開設していなかったら取引はできません。
チャート分析だけでは、結局のところ「机上の空論」でしかないので、上達はむずかしいです。
それに、実際にお金をかけて損益を体感しないと、メンタルも鍛えられません。
お金をかけて取引するとわかりますが、たとえ100円の損益でも気持ちが揺れ動くんですよね。
ですから、たとえ1000通貨(0.01ロット)でもいいので、身銭を切って取引をするべきです。
個人的にデモ取引はおすすめしません(僕は一度もやったことないです)。デモ取引するくらいなら、1000通貨からはじめるべき。
会社(仕事)を辞めて、FXで経済的自由を手に入れたいと本気で思うなら、FX口座を開くというハードルをさっさとクリアすべきです。
僕も例外なく、最初にFX口座を開設して、覚悟を決めました。
具体的にどのFX口座を選べば良いのか?具体的には以下の2社がおすすめです。
- XM(エックスエム)
- Axiory(アキシオリー)
上記はどちらも海外FX口座です。
なぜ国内ではなく、わざわざ海外FX口座を使うのか?
それは、海外FX口座には以下のようなメリットがあるからです。
① 圧倒的なハイレバレッジ(最大3000倍も)
- 少ない資金で大きな取引が可能
- 小額から始められるので初心者にもチャンスあり
② ゼロカットシステムで借金リスクなし
- 口座残高がマイナスになっても追加入金は不要
- 相場が急変してもリスクは証拠金まで
③ 豪華なボーナス制度がある
- 口座開設ボーナスでノーリスク取引が可能
- 入金ボーナスで取引資金を増やせる
国内FX業者だと、数億円の借金を背負う可能性も…
個人的に特に大きなメリットだと感じているのが、②「ゼロカットシステムで借金リスクなし」というところです。
国内のFX業者だと、相場が突然大変動して損切り(ロスカット)に設定したレートを大きく超えて約定してしまうことがあります。
たとえば、現在のレートが150円で買いエントリーしたとしましょう。損切りを140円に設定します。
相場に大変動が起きて、レートが一気に130円まで落ちて約定したらどうなるでしょうか?
本来であれば、損切り設定は140円なのですが、大変動のせいで自分が設定した損切りで約定せず、大きな含み損を抱えてしまうことがあるのです。
150円→130円までの下落(-2,000pips)ですから、仮に10万通貨単位で取引をしていたら、200,000000円(2億円)のマイナスです…。
これ、法律で禁止されているので、国内のFX業者は負担してくれませんからね。全額、自分の借金です。
FX業者に預けていた証拠金を超えて含み損が発生すると、それはすべて借金になるわけです。恐ろしいですよね。
もちろん、ここまでの大変動はそうそう起きることではありませんが、起こらないとは言い切れません(実際、2015年の1月15日のスイスフランショックでは、わずか20分でスイスフラン/日本円が3,947pipsも変動しました)。
海外FX業者なら借金のリスクがない
でも、海外FX業者には「ゼロカットシステム」というものがあり、口座残高がマイナスになっても追加入金は不要(借金になることがない)です。
そのため、安心して取引ができます。僕は、ゼロカットシステム(借金を負わないシステム)があるからという理由でのみ海外FX業者を使ってます。
『ギガ速FX』では「アキシオリー(Axiory)」という海外FX口座が紹介されていますが、僕はさきほど紹介したXMも合わせて開設して使ってます。
なぜかというと、そもそもXMという業者が最も世界的に有名で、安心感があるから。
そして、仮にシステム不具合などによって片方のFX業者が使えない状態になったとしても、もう片方の口座を持っていればそちらで取引ができます。
せっかくのエントリーチャンスを逃したくないなら、絶対にFX口座は2つ開設して【メイン・サブ】という感じで使い分けるべきです。
というわけで、Trading Viewのチャート設定の前に、必ず海外FX業者で口座を開設しておきましょう。
- XM(エックスエム)
- Axiory(アキシオリー)
Trading Viewでリオン式を再現
さて、前置きが長くなってしまいました。いよいよTrading Viewでリオン式チャートを設定していきましょう。
リオン式における5分足チャートのMA期間設定は以下の通りです。
- 20SMA
- 75SMA
- 200SMA
- 240SMA
- 1時間足ミドル(1時間足20SMA)
- 4時間足ミドル(4時間足20SMA)
- 日足ミドル(日足20SMA)
- 週足ミドル(週足20SMA)
この計7本のSMAを、Trading Viewのチャートにて表示させていきます。
Trading Viewで使うインジケーターは2つ
- 5本の移動平均線
- Multi Timeframe Moving Average [xdecow]
この2つのインジケーターを入れて設定が完了すると、以下のように表示されます。

なお、説明はパソコン上での操作となりますが、スマホアプリでも同じように設定ができるので参考にしてみてください。
ちなみに、Trading Viewをパソコンで使う場合、ダウンロード or ブラウザのどちらかで利用できます。
僕はMacのGoogle Chromeを使って、ブラウザで使ってます。
Trading Viewは有料・無料どちらでも使えますが、これから本気で稼ごうと思っているなら、有料版を使うことをおすすめします。
ちょっと料金は高いですが、稼げるようになればあっという間に元は取れます。
Trading Viewでインジケーターを登録する方法

まずは画面上部にある【インジケーター】をクリック。すると、検索フォームが出てくるので、さきほど紹介した、
- 5本の移動平均線
- Multi Timeframe Moving Average [xdecow]
をそれぞれ入力すると、すぐにヒットするのでクリックします。上記をコピペすると早いです。
これだけで、まずはインジケーターの登録は完了です。
インジケーターの登録が完了したら、あとはそれぞれの設定に移りましょう。
【5本の移動平均線】の設定


上の画像にしたがって、インジケーターの設定画面を出してください。
5本の移動平均線の設定画面を開いたら、「パラメーター」と「スタイル」を以下のような同じ数値を入力してください(「可視性」はそのままでOK)。


なお、スタイルの線色は『ギガ速FX』に書いてある色味に近いものを選んでいます。お好みに合わせて選択してください。
入力が完了したらOKボタンを押しましょう。
Multi Timeframe Moving Average [xdecow]の設定
次はMulti Timeframe Moving Average [xdecow]です。
ちょっと設定する内容が多いので、画像を分けて掲載します。「スタイル」と「可視性」のタブは触らずそのままでOKです。




これでリオン式チャートの設定は完了です。